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このブログは福田文庫の読書と創作と喫茶と煙草……その他諸々に満ちた仮初の輝かしい毎日を書きなぐったブログであります。一つ、お手柔らかにお願い致します……
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tutakaramaru.jpg 当ブログでは珍しい旬の話題である。
 休日と言ってもやることもなくボンヤリしていると伊達に転勤した友人から電話が掛かってきて、私に筋肉少女帯のアルバムが発売されたと告げる。全くの寝耳に水である。前作『シーズン2』で裏切られてからというもの、私は筋肉少女帯の活動にはもはや半分以上、興味を失っていた。
 とは言え、彼に筋肉少女帯の素晴らしさを伝えた私としては、ここで遅れを取る訳にはいかない。何せ私は、高校の友人にカラオケで自分より先にサザンの新曲を歌われただけで本気で怒るくらい大人気ない人間なのだ。幸いにも友人はその僻地暮らし故に、筋肉少女帯の新曲を扱うようなCDショップに恵まれず、結局登別まで車を走らせたのに収穫がなかったらしい。しめしめと、札幌在住の私は本の品揃えは悪いがCDを買う分には不自由しない某大きいだけの大型書店にて滞りなくこのアルバムを購入した次第だ。

 だが、感想から言えば友人はこのCDが買えなくて正解であったと言わざるを得ない。『新人』でかつての輝き片鱗を見出し、そして『シーズン2』の収録曲「1000年の監視者」を聴いて、オーケンの才能と同様に縮まり枯渇した彼の世界観の成れの果てに絶望した方はまず買わないほうが良いだろう。

 私は音楽に関してはミステリ以上に詳しくないので、個別に感想を書いたりとか突っ込んだ話は出来ない。ここのギターがどうだとか、音質がどうとかそういう話はまるで出来ない。ただ、かつてのオーケンに魅せられた人間として、このアルバムは駄作だと言わざるを得ない。はっきり言って、いますぐに売却しても惜しくない。
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omurizer.gif 最初の日記からして、こんなコアなCDの御紹介と相成るとは……と思いきや、御紹介にも至らないというのだからもはや救い難い。
 画像は筋肉少女帯のボーカルである大槻ケンヂの率いる特撮4枚目のアルバム『オム・ライザー』である。


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プロフィール
HN:
福田 文庫(フクダ ブンコ)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1984/06/25
職業:
契約社員
趣味:
コーヒー生豆を炒る
自己紹介:
 24歳、独身。人形のゴジラと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
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