忍者ブログ
このブログは福田文庫の読書と創作と喫茶と煙草……その他諸々に満ちた仮初の輝かしい毎日を書きなぐったブログであります。一つ、お手柔らかにお願い致します……
[36] [35] [34] [33] [32] [31] [30] [29] [28] [27]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

6b824c61.JPG 今回の創作は2000年に出版された創元推理文庫の競作アンソロジーである『五十円玉二十枚の謎』(若竹七海ほか)の解答編を勝手に考えたものである。
 このアンソロジーは推理作家の若竹七海女史が、大学時代に書店でアルバイトしていた時に経験した不可思議な出来事の顛末を推理するというもので、一般公募がなされたものなのですが、その当時は私も全然小説なんて書いてなかったので挑戦することが出来ませんでした。というか、ミステリに関して不勉強な私は上記した単行本を読むまでちいともこんな募集があったことも知りませんでした……
 このアンソロジーを読んだ時に自分なりに色々と考えた結果、今回書いたような顛末が思いついたのですが、その時は我ながら余り良い出来ではないと思い、自意識過剰な私もそれを敢えて拙文にして世間様に晒そうとまでは思い至らなかったのですが、最近になってある方とこの本の話になった時、
「いやぁ、俺も実はこんなオチを考えたんですけどね(ニヤリ)」
 と、いつもの悪い癖で得意満面に自分の考えた話をつらつら並べた訳です。すると、意外にも相手には高評価を頂きました。日頃、お世辞やお愛想を嫌うところのある自分ですが、こと小説のことになるとそういったポリシーをかなぐり捨てて飛びつくというところがあり、そうした流れから今回、十年前のアンソロジーに今更噛み付いたという次第であります。

 作中にカエルヤ珈琲店と昭平堂という喫茶店が登場しますが、これは前者は本当に北海道立近代美術館の近くにあるお店で、後者は喫茶店ではなく旭川にある自家焙煎の珈琲屋さんであります。
 カエルヤ珈琲店はカエルをモチーフにした喫茶店で、店中にカエルのグッズやカエルをデフォルメした絵画なんかが飾ってあります。コーヒーの味もしっかりしているし、店構えやメニューも喫茶店としての魅力が高い一軒です。昭平堂さんはたまにイオンの中でコーヒー豆の販売をされている時に利用させて頂いているのですが、ここのマンデリンは私が今まで飲んできた中で一番美味しいです。札幌に店でも構えてくれればいいのにという思いを込めて今回勝手に名前を使わせて頂いたことをこの場を借りてお詫びします。




「飯亭論議 五十円玉二十枚の謎 解答編/福田文庫」
 
※この拙文は創元推理文庫の『競作五十円玉二十枚の謎』(若竹七海ほか)を読んでいないと理解しにくい部分があるかもしれませんので、未読の方はご容赦下さい。
 
 私が沼ノ端さんからその話を聞いたとき、初めは正直なところ半信半疑であった。場所は北海道立近代美術館に程近いカエルヤ珈琲店というこじんまりした造りの喫茶店だった。周囲には美術館の他にオフィスビルばかりが立ち並んでいるので、一見目立たないその雰囲気が彼女の趣味に合ったそうだ。
別に彼女自身に対して疑惑の念を抱いているということではなく、彼女が私に聞かせてくれた話の筋書きが余りに酷似していたのだ。かつてプロとアマチュアが競作をしてもなお、納得のいく解答を出すことの出来なかった難問。作家とは推理を創造する人間であり、決して推理を導き出すことは出来ないのではないかと、読み終わって何故かひどく落胆した記憶のあるその文庫本を、私は物置に押し込んだ段ボール箱をいくつも引っ張り出してようやく見つけ出した。
本を捨てることを嫌う性格のせいで、今や私の住んでいるアパートは床の底が抜けそうなのだ。これは蔵書が多すぎるせいというよりは、仕送りの望めない貧乏学生である私の稼ぎで借りられるアパートの築年数に問題があるのだが、とにかく軋む床の悲鳴を黙殺しながらも蔵書を手放さずにおいた甲斐があったというものだ。
沼ノ端さんの話をカエルヤ珈琲店のテーブル席で聞かされた私は、その足でバイトに向かう彼女を見送ると急いで家に引き返してきた。別に彼女の話とこの文庫本で扱われている謎が酷似しているからといって、この本を読み返せば彼女にも納得してもらえる解答が用意できると言う訳でもないが、何か運命じみたものを感じたのかもしれない。だが未だに女性との縁に恵まれた経験のない私が感じる運命など当てにはならず、文庫本を読み返したところで何のインスピレーションも湧いては来なかった。
一通り読み返して、私は文庫本を放り投げるとそのまま横になった。埃の積もった電球の笠を眺めながら、私は沼ノ端さんから聞かされた不可思議な出来事を思い返した。
「五十円玉二十枚の謎かぁ」
沼ノ端さんがアルバイトをしている書店に、毎週土曜日だけ五十円玉を二十枚持って千円に両替を頼みに来る男がいるそうだ。コンビニなんかでは露骨に両替を拒む店も少なくない中で、彼女の勤める書店ではサービスの一環として受けているらしい。そんな店だから両替があること自体は然して不思議ではないのだが、彼女の興味を惹いたのはその金額である。五十円玉を二十枚も所持することはそうザラにあることではない。もしかしたら一生経験しないまま生涯を終える人も少なくはないだろう。
しかし、その件の男は毎週土曜日にそんな稀有な状況で書店に現れるのだ。しかも決まって夕暮れ時に、どことなく忙しない様子で両替を要求するそうだ。その男は本を買ったことは沼ノ端さんの記憶では一度もないらしいが、ここまで目立った行動を取れば本など買わなくても店員の記憶に焼き付くのも無理はない。
「お釣りが貯まったのか?」
口に出してみるものの、この仮説は私自ら反論を呈するまでもなく、例の文庫本の中で何度も否定されている。単純にお釣りがたくさん貯まったので両替してもらっているでは、推理小説として面白味がないというのも理由のひとつだろうが、現実的に考えてもそんなに財布で膨れる前に使ってしまえば済む話だ。いや、沼ノ端さんの話ではその男は決まって背広のポケットから二十枚の五十円玉を取り出すそうなので、もしかしたらポケット貯金なのかもしれないが、五十円玉が二十枚も入っていれば歩くだけでジャラジャラとやかましそうだ。その書店の周辺には喫茶店も多いので、五十円玉が貯まりやすい環境であることは間違いないが、仮に男が極度のカフェイン中毒者で、一週間に何度も喫茶店に足を運んだとしても、次の店で前の店でもらったお釣りを使わない理由は思い付かない。
「……煮詰まったなぁ」
文庫本を読んだ当時にもあれこれと考えを巡らせて結局、これといった解答が出なかったのだ。今になって急にこの問題が快刀乱麻に解ける訳もない。
首だけ動かして壁掛け時計を見る。大学に向かうには早すぎるが、どこかに遠出をするほどの余裕もない。ひとしきり思案して、今度は台所に首を動かす。流し台の上に並んだ珈琲豆をストックしている瓶があらかた空っぽである。本来なら冷蔵庫に保管したいところだが、大学生の独り暮らしだ。首を傾けるだけで見渡せるこの部屋同様に冷蔵庫も狭い。食料品だけで手一杯な庫内に豆を保管するようなスペースは残っていない。かといって豆が劣化していくのも嫌なので、何種類かを少量だけ購入しているのだが、この方法は小まめに買いたさなければならないのが難点である。
「小腹も空いたし昭平堂でも行くか」
独り暮らしを始めてから独り言が増えてしまった。返事のない提案を呟くと、私は腰を上げた。
 
 
大学の二部に通っているので、晩飯は大概、大学の講義を終えた後に同好会の面子とサークル活動と称して集まる定食屋で済ます。朝食は家にあるものを適当に掻き込んでいるが、昼となると微妙なところだ。バイトの入っている時は賄いが出るので何も考えなくていいが、非番の昼飯はいつも考えてしまう。別に食べなくても良いのだが、空腹を覚えていないと言えば嘘になる。かといって晩飯に高確率で足を運ぶ定食屋には一日に二度も行きたくはない。そんな時、私は決まって昭平堂に足を運ぶ。
「ホットサンドとマンデリンを」
昼時を外していたので、店内の客はいなかった。私はいつも座るカウンターの右端に腰を下ろすと、これまたいつもと変わらぬオーダーを店主に頼む。きっと「いつもの」と注文しても間違いなくオーダーは通るだろうが、そうした注文の仕方はしたくなかった。これはアルバイトとは言え、同じ喫茶店業界に働く者としての経験上の確信であるが、「いつもの」と注文したがる客は、常連客ぶりたいが実際は店側からは歓迎されていない。常連客というものは、なるものではなく与えられる称号のようなものであり、来店三回目で既にオーダーを簡略化したがり、カウンターの中央に陣取って店員に終始話し掛け、しなくて良い世話を焼き、店に貢献したつもりで腰の重い客が店にとっては逆に一番面倒なのだが、どうもそれが分からない人が多すぎる。もし店側に好かれる常連客になりたいのであれば今挙げたのと逆の行動を取るべきなのだが。
「焙煎三日目。飲み頃だよ」
穏和な笑みを静かに浮かべた店主がソーサーを音もなく配膳する。琥珀色のカップからはマンデリン特有の甘味に近い香りが立ち上っている。まずは一口。カップを傾けると、豆本来の持ち味である角のない苦味が口中を包み込む。生意気な講釈を垂れずに言えば、美味いの一言だ。愛煙家である私としてはすぐにでもタバコに手が伸びそうなところであるが、間もなくホットサンドが到着するのでここは我慢する。そうしている間にもカウンターの向こうでは、焼き上がったホットサンドを切り分ける心地好い音がする。とりあえずは腹を満たすことに専念した方が良さそうだ。そう思い、煙草の箱に咥えかけた煙草を戻していると、お待ちかねのホットサンドがやって来た。だが私の前に届いたホットサンドの量がいつもより多い。おや、と思って顔を上げると店主が私を拝んでいた。
「悪いんだけど、ちょっと留守番頼めるかい? 釣銭の両替に行きたいんだ」
「引き受けましょう」
 状況が飲み込めた私は取引成立とばかりに、普段は注文しない海老を挟んだホットサンドを頬張った。この店は基本的に店主が一人で切り盛りしている。普段は店を開ける前に銀行へ立寄るらしいが、今日は都合が合わずに寄る事が出来なかった……という話を、いそいそとエプロンを外す店主が教えてくれた。ちなみにウチの店では釣銭を両替に行くのは私の役目だ。小銭は五十枚で一本の棒金で出てくるのでそれなりの重量がある。ウチの店の店長は女性なので、一応は力仕事ということで、これまた一応は男の私がその役目を買って出たという訳だ。別に今も私が両替に走っても構わないのだが、その申し出は店主がとんでもないと首を横に振った。私としては昼飯が一品増えたことも然ることながら、店主に信用されていることに満更でもなかったので、大人しくホットサンドを頬張りながら店主を見送った。
 
 
「それじゃ、お会計お願いします」
あの後、店主は何事もなく店に戻り、私も食事を済ませて家で飲む豆も用意してもらったので席を立つことにした。おみやげに今月入荷したコスタリカまで戴いてしまった。普段飲まない豆には思わず心が浮き立つ。ここで飲んだばかりだが、家に帰ったら早速試してみようなどと考えていると、
「お釣り、細かくなっても良いかい?」
「ええ、別に大丈夫ですよ」
店主のすまなそうな声に私は頷く。元から小銭ばかりの財布だ。多少かさばったところで気にもならない。そして「悪いね」と言って手渡された小銭を見て、私は思わず目を見張ってしまった。
「やっぱり不味かったかな」
「いえ、お釣りはこれで良いんですけど」
店主の言葉に首を振りながらも、私は訊ねずにはいられなかった。釣銭は五百円で、本来ならば五百円玉一枚だが、五百円玉が切れることは往々にしてよくある。それはアルバイトの経験上、よく知っている。だが、
「どうして五十円玉が多いんですか?」
 非難する口調ではない。これは純然たる疑問だ。まさか店主が私がついさっきまで読んでいた本のタイトルを知って仕組んだ悪戯というのは非論理的過ぎるが、それにしても五十円玉二十枚の謎に取り組んでいた私のお釣に十枚も五十円玉があるというのも出来過ぎた話ではないか。
「ああ、そうか。君は店で清算までは担当してないんだったね」
 私の言葉の意味を汲み取ってくれたのだろう。店主は口元の笑みを取り戻して教えてくれた。そしてその答えを聞いた時、私にはある一つの結論が思い浮かんだ。あくまでもこれは沼ノ端さんのケースにのみ適用される推理であろうが、それでも昭平堂を後にする私の胸には、十年前に多くのアマチュアとプロの作家が談論風発、百家争鳴すれども辿り着かなかった頂に到達したような達成感に満ちていた。
 
 
「つまり、これは一人の常連客候補が引き起こした事態だと思うんだよな」
 陽の傾き始めた夕刻に私はカエルヤ珈琲店のテーブル席で話を切り出していた。だが向かいに座るのは残念ながら沼ノ端さんではなく、同じ推理小説同好会の麻生である。いついかなる時においても酒の誘いだけは断らないこの男を、アフターファイブに居酒屋ではなく喫茶店に誘うのにはひどく苦労した。別に麻生と一緒が良かった訳ではない。しかし肝心の沼ノ端さんはアルバイトで、他の同好会の面子には他の喫茶店で待機してもらっている。曜日は土曜……五十円玉二十枚の男が現れる日であった。
「ほう。常連客候補ってのはどういうことだ。店に貢ぎ足りないってことか?」
 麻生はラム酒入りココアを啜りながら、首を傾げる。あくまでもアルコールに拘った注文にはある意味、頭が下がる思いだ。
「これは俺の個人的な見解だが、店側が歓迎する常連客というのは別に沢山散財してくれるかどうかって訳じゃないんだよ。ただそこら辺まで考えが及ばない客は自ら進んで常連客になろうと動く。お前が言ったように自分がどれだけ店の売上に貢献したかを新人に語ってみたり、作業の手を止めるほど場を読まずに話しかけたり、そして店の為だと思って要らぬ世話を焼きたがる」
「要らぬ世話?」
「そう。本人は店にとって良かれと思ってやっているんだろうが、店側にしてみればありがた迷惑ってことがあるんだよ」
 こういった事例を挙げるのには事欠かない。うちの店でも一時期、花を持ってくる客がいた。初老の女性であるが、店に飾ってくれと言って毎日のように持ってくるのだ。たまにであれば花瓶に生けてみても良いのだろうが、それが毎日となると億劫にもなる。うちの店の店長は店に花を飾るようなタイプでないし、飲食店で生花を扱うのは面倒である。ある日、店長が丁寧に断りを入れるとその女性は烈火の如く怒鳴り散らして店を出て行った。あれ以来、店には顔を出していないが、冷酷な言い方をすれば一向に構わない。たった一人の顧客を守るために店が融通を利かせていてはキリがないからだ。
「ただ、今回のケースは迷惑しているのはその店ではなくて、沼ノ端さんが働いている書店だけどな」
「ようやく本題に入る訳か」
「ああ、俺がこの前に喫茶店で釣銭を貰った時にようやく気付いたんだ。どこかの大型スーパーのテナントであれば、釣銭はそのスーパーが用意してくれるらしいから各テナントはそんなに心配しなくても良いんだが、これが個人経営の店になるとちょっとした手間がいる」
「銀行に両替しにいかにゃならんってことか」
「そう。銀行が閉まる前に両替に走るらしいが、土日は銀行が閉まっているから金曜の内に大目に用意する店も多いそうだ。だが、ここで問題になってくるのが棒金だ」
「棒金?」
 麻生がいまいちピンと来ない顔をする。私はウインナーコーヒーのクリームをスプーンで楽しみながら、解説を加える。
「両替機だと小銭が棒状で出て来るんだよ。正式名称は知らんけどみんなこう呼んでるはずだ」
「いやぁ悪いね。俺、お坊ちゃんだからアルバイトとかしたことないのよ」
「へいへい。ウチは貧乏で苔生してるよ。良いから聞けよ、お坊ちゃま」
「うむ」
「何がうむ、だよ……良いか? 棒金は五十枚で一本なんだ。一円とか五円、十円なんかは別に一本両替したってそんなに大した額じゃない。逆に百円は使う頻度が多いから別に金額が大きくても困らない。だけど、五十円だとどうなる?」
「五十円だと五十枚で二千五百円か……それなりの金額だな」
「店の規模にもよるけど、五十円玉なんて本当は十五枚くらいあれば良いんだよ。釣りとして出す機会は少ないからな」
 ここで十五枚と言ったのは別に適当な数字を口に出した訳ではない。金額にして七百五十円。別に七百円でも良いが、もし仮に十五枚の釣銭を土曜と日曜の分を考えて避ければ……
「残るのは、五十円玉が二十枚か」
 麻生が手を打つ。あくまで推論に過ぎないが、五十円玉二十枚という数字に意味を持たせるには十分だろう。クリームを掻き分けてコーヒーを啜ると私は続けた。
「別に店を閉めた後の清算で五十円玉が多くても駄目ってことはない。恐らく、売上金がかさばったりする程度のことだ。大方、店員との会話で五十円玉がかさばって困るって話を聞いた客が自分が両替してやると言い出したんじゃないだろうか」
「だけど実際には五十円玉が二十枚もあったら邪魔だから書店で両替をしていたって訳か? まぁ五十円玉二十枚の点に関してはそれで良いけど、他の部分はどう考える?」
「土曜しか来ないのは男が勤めている会社に理由があるのかもしれない。土曜出勤は退社時間が早くて、喫茶店に寄る余裕があるんじゃないかな。両替に焦っているのはバスの時間か何かじゃないかとも考えたが……まぁ、結論を出すのは御本人と対面してからだな」
 飲み干したカップを机の端に寄せて、私は仕方なく氷の溶け切ってしまった水を飲む。沼ノ端さんの勤める書店から歩いてそう遠くない距離にある喫茶店という条件で絞り込むと、それに該当する店舗は三軒あった。残りの二軒を澄川女史と琴似が張っている。誰から連絡があっても良いように会計は注文した時に済ませてもらった。いざという時にすぐ席が立てるという利便性はあるが、面倒だから追加注文は出来ないのが難点か……と、その時、ジャケットの胸ポケットに入れた携帯が着信を告げる。琴似だ。
「……どうだった?」
 電話を切った私に気持ちの逸る麻生は腰を浮かせていた。私も頷くと腰を上げる。サイドメニューの注文をしなかったのはどうやら正解のようだ。これから少し走らなければならない。そう、十年目の解答編を締め括るために。
PR

コメント
無題
お仕事柄ゆえの発想、だね
【2010/06/01 16:03】 NAME[石狩鮭] WEBLINK[] EDIT[]
無題
 このアンソロジーを読んで、自分なりの解答を模索しないミステリ好きはいないんじゃないかなーと思うくらい、全ての解答編を読んでも煮え切らない気持ちになるんですよ。
 でも実際やってみると、自分のも煮え切らない感じですね。お察しの通り仕事絡みですね。一応、棒金の話を前半に出しましたが、本格ミステリ的かと言われれば苦しいものがあります。
【2010/06/02 00:20】 NAME[文庫] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/11 文庫]
[06/01 Q]
[01/18 鮭石狩]
[01/18 鮭石狩]
[01/05 文庫]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
福田 文庫(フクダ ブンコ)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1984/06/25
職業:
契約社員
趣味:
コーヒー生豆を炒る
自己紹介:
 24歳、独身。人形のゴジラと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
ブログ内検索
カウンター