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このブログは福田文庫の読書と創作と喫茶と煙草……その他諸々に満ちた仮初の輝かしい毎日を書きなぐったブログであります。一つ、お手柔らかにお願い致します……
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6b824c61.JPG 人様のそれもあまつさえプロフェッショナルの方々の文章を日頃から批判ばかりしているブログなどを更新していると、自分の長文を更新することには億劫になって来る。
 とは言え、自分自身が四年もの間、人知れず、それも顧問となっていたG教授も自分が顧問であることさえ知らないままに運営されていた我がミステリ同好会の会則は実践を重んじることであったので、ここに恥ずかしながら晒す。

 今回晒す長文は第6回「ミステリーズ! 新人賞」の一次選考通過作品に一応は選ばれたものである。確か450作品ほどの応募で31作品通過だったように記憶している。なぜそんな数字を覚えているかと言えば、口ばかり達者で実際の経歴に一次選考通過以上のものが無いという実績故の見栄もさることながら、
「あーきっと俺のは31作品の31作品目で補欠みたいなもんなんだろうなぁ」
 と、30作品というきりの良い数字じゃないことに変な自虐を覚えながら、創元推理社様からのメールを眺めていたからである。

 このブログでも二回ほど晒している「飯亭論議」の登場人物が気に入ったし、自分の経験で半分くらいリサイクルしている設定のためか、私の最も悪癖と知人からこっぴどく注意を受けている蛇足にも程があるラブコメ要素が全く入れられないのも良かったので、この設定で応募した記憶がある。
 私の描くラブコメ要素の最悪な理由は数多くあるが、最も多くの人間に指摘されたものにヒロインが主人公にベタ惚れ主人公とヒロインのやりとりが気持ち悪いというものがある。
 本人が書いている時は勿論そう言った自覚はなく、むしろ、
「こいつらはラブコメを素直に読む純粋さを失ったのだ。哀れなる子羊どもめ」
 と鼻で笑っていたものだが、今になって読み返すと鼻で笑える。自分の長文が。
 まぁもう二度とああいう手のものは書かないだろうが、自戒の意味を込めてその一部を紹介すると、ヒロインと主人公が喧嘩したあと、公道でプロレスごっこして仲直りとか露天風呂の石垣越しに会話をする等……今こうして説明するだけでも指の腐る気持ちである。一見、文章でのみ簡素に説明するとそんなに厳しくは感じないだろうが、これを私の屈折したラブコメ観というフィルターを通すと、例え肉親でも反吐が出るほど気持ち悪い代物に仕上がるのだ。恐ろしい限りである。

 前置きが随分と長引いたのは、長文の稚拙さを誤魔化す心理の作用した結果かもしれないが、少なくとも上記のような気持ち悪い表現はないので御安心して目を通して頂ければ幸いである。
 ブログに記載するには少々文章が長いので、下のページにて記載しています↓
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福田 文庫(フクダ ブンコ)
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1984/06/25
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 24歳、独身。人形のゴジラと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
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