このブログは福田文庫の読書と創作と喫茶と煙草……その他諸々に満ちた仮初の輝かしい毎日を書きなぐったブログであります。一つ、お手柔らかにお願い致します……
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 島田 荘司(著) 個人的評価/80点 あらすじ 鎌倉の閑静な住宅街で起きた殺人事件。被害者は、白いシーツを全身に巻かれたうえ、フルフェイスのヘルメットをかぶり死んでいた…。時を同じくし、事件があった家の二軒隣に住むお娑さんが、自宅前の道をUFOが通過し、裏山で宇宙人が戦争を始めた、と吹聴し始めた。目撃されたUFOと奇妙な殺人事件との関係に、御手洗潔が迫る。 PR 喫茶店の雇われ店長としては、お歳暮売らなきゃお歳暮売らなきゃと泡喰ってる間に日々は過ぎ去ったような気がします。昨今、年賀状も出さない連中が増えてるというのにお歳暮なんか誰が買うのかと言いたい。現に売ってる僕もお歳暮なんか出す人もいないし、金もない。現代日本の超個人主義的閉塞社会の象徴だよ、全く。旨いもん見つけたら自分にご褒美しちゃうムードの現代人にはなまじ心のこもった贈り物なんてのは、どだい無理な話な訳で。
推理小説愛好会の端くれにとって、十二月は「このミス」が発売される月という以外に、どんな価値があろうものか? クリスマス? 馬鹿野郎、このすめらみくにに住む者にとって意味があるのは前日だろ? と。二十三日の天皇誕生日にこそケーキで祝えば良いんだよ。お前らの心に皇室典範はないのか? そんな怒りに身を震わせながら、街行くカップルを睨む季節がやってきたな、と。まぁ、腹が立つ理由は主に歩道を横二列で歩くという一点のみで、カップル自体は良いんです。もし他の通行人を思いやり、縦一列で闊歩するカップルがいたら、地元のラブホのメンバーズカードあげても良いくらいです。ここ、サウナもあるぜ? って。
話はとても緩やかに蛇行していきましたが、「このミス」の季節が近まり、そして有栖川先生が新刊を二冊も出した(書き下ろしじゃないけれど)今年は、アリスファンを自称する自分にとっては、その順位が気になるところであります。
しかしだ。最近の有栖川作品には、どうも昔の情熱を感じないのは自分だけなんだろうか? おかしいな、本の帯にはパッションって書いてるのに。そうだね、プロテインだね。
と言う訳で、今日は『火村英生に捧げる犯罪』(文藝春秋)の書評を執り行いたいと存じます。どうぞ最後までお付き合い下さい。
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プロフィール
HN:
福田 文庫(フクダ ブンコ)
年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1984/06/25
職業:
契約社員
趣味:
コーヒー生豆を炒る
自己紹介:
24歳、独身。人形のゴジラと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
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