このブログは福田文庫の読書と創作と喫茶と煙草……その他諸々に満ちた仮初の輝かしい毎日を書きなぐったブログであります。一つ、お手柔らかにお願い致します……
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ショートというくらいですから勿論短い。本来ミステリの醍醐味は短編にありと思っている私でもショートは短すぎると思うことが多々ある。その尺の足りなさが作品のクオリティ低下に直結するということを体現しているのが、本書であるとも思う。正直なところ、本書は有栖川先生の作品と霞先生の二作品くらいしか読むべき作品は掲載されていないと私は思う。他の作家さんの作品はどれも、ショートという作品の縛りに負けており、中には企画がそういうものとはいえよくもまぁ自選したよなというものもあった。 まぁ、「ハードロック・ラバーズ・オンリー」の素晴らしさはこの次に書くとして、今回は久々に拙い自作ものを晒そうと思い、この前書き。 単刀直入に言えば、「ハードロック・ラバーズ・オンリー」のオマージュと聞こえよく言いたい。悪く言えば、改悪だろうか。ただ本文の中で書いている大学生活における初期の五月病的状況には、自分の気持ちを乗っけている。本当に嫌な時期があったもんで…… ただ単に、パクったことを告白しておきたいだけであり、もしこれで「てめー、これただのパクリじゃねーか」という苦情が来たら、すごく嬉しい。それくらいしか価値のないものであるが、あの作品を愛する方が怒鳴り込んでくれる餌にでもなれば、これ以上の価値はないだろうなぁ……と思う。ちなみに写真は、モデルにした母校の図書館の写真です。あの大学です。 「図書館棟の姫君」
「伏見さん、待って下さい」
颯爽と歩く後姿に呼び掛けるもののその足取りは軽く、まるで止まる様子がない。辺りは夕暮れ時で、はばかるほどの人目がある訳でもないが、女性に呼び掛けて無視されるという醜態をこれ以上晒したくない私は更に駆け足で彼女を追い掛けた。
「伏見さん」
少しばかり自意識過剰かなとも思いつつ、容易く追いついた私は伏見さんの前に回りこむ格好を取った。腕や肩を取って振り向かせるほど親しい訳ではない。何せ、外で会ったのも今が初めてなくらいの些細な関係だ。
「伏見さん。こんばんは」
いつも通り気さくに話しかけたつもりだが、彼女はずいぶんと驚いたご様子。よく考えれば声に出して挨拶したのも今が初めてだったかもしれない。いや、二度目か。
「あのですね……」
私は用件を手早く切り出そうとしたのだが、彼女は慌てた様子で来た道を戻っていく。駆け足だ。「あ、ちょっと……」と呼び止めようとする私に両手を併せて謝ってみせる。何か急用が、という訳ではないだろう。戻っていったのだから。となれば、避けられたと考えるのが普通だろうか。こちらとしては、一応親切心から出た行動だったのだが……
「どうしたもんかな、これ」
リュックサックに入れていた小さな手提げ鞄を取り出してみる。チェック柄の可愛らしいデザインのこの鞄の所有者は無論、私ではなく伏見さんだ。決して誤解して頂きたくないが、別に盗んだのではない。忘れ物なのだ。
「おい、八軒」
肩を叩かれて振り向く。水車町先輩だ。ハンチング帽に咥え煙草と、まるで一昔前の売れない探偵みたいな格好だが、ミステリ研究会の会長職に従事するこの人にしてみれば打って付けの格好なのかもしれない。
「今、全力疾走の女性とすれ違ったんだ。あの人は……」
「えぇ。忘れ物の持ち主ですよ」
力なく持ち上げて見せた手提げ鞄を見た水車町先輩は呆れ顔でぼやく。
「何で渡してないんだよ? それ渡すために図書館飛び出してきたんだろうが? 今更になって返すのが惜しくなったか?」
「人聞きの悪いことは言わないで下さいよ……」
返すも何も、これは忘れ物だと言うのに。一通りの事情は私から聞いているくせに、この先輩は意地が悪い。
「じゃあ何で返さなかった? 挙句、伏見さん……だったか? 彼女はすごい勢いで走り去ってったし」
「こっちが聞きたいくらいですよ。自分を見るなり、来た道目指してよーいドン……でしたから」
「それはまた随分だな……お前ら、本当に知り合いなのか?」
あくまでも非は可愛い後輩であるはずの私にあると考えるとは酷い先輩である。
「自分の一方的な思い込みではなく、間違いなく世間一般的な知り合いには分類されるはずですよ」
ただ、と私は一言付け足した。
「図書館棟でしか会ったことはありませんけどね」
伏見さんの存在に私が気付いたのは、春から始まった大学生活に早くも嫌気が差し始めた初夏の頃であったと記憶している。
あまり偏差値のよろしくない我が大学のキャンパスにおいて私が心の安寧を求められる場所は図書館棟において他ならなかった。今でこそ、大学生という人生最後の馬鹿騒ぎ期間を謳歌する生活習慣に身を持って理解を示せるようになった私だが、その頃の私は五月病の季節であることも相俟ってか、ちょっとした談笑を耳にするだけ軽い怒りを覚えるくらいに参っていたのだ。手を叩いて笑い声を上げる男女のグループを横目に、お前らは何をしに大学まで進学したんだ? 恥知らずのすねかじり共め、などと胸中吐き捨てていた私は、その日もいつもと変わらず講義までの空き時間を潰そうと図書館棟に逃げ込んだ。
その蔵書量にはちょっとした誇りがあるらしい我が大学の図書館棟は、その誇りに見合うだけの厳格さを持って来館者を迎え入れる。一度入り口を潜れば、そこは外の喧騒がまるで嘘のような静寂に満たされていた。街中に佇む神社の境内にも似た静けさを心地よく思える者しかこの空間には居座れないだろう。それが一種の選民思想にも似た愉悦感を私に感じさせてくれていたと、ここで告白しておく。今にして思えば、何とも馬鹿げた発想であるのだが、とにかく当時の私はひどくナーバスになっていたのだと言い訳させて欲しい。元々社交性に乏しい上に、親しい数少ない友人とはことごとく進学の道を別ちあったのが原因だ。
一階は数多くの新聞を取り揃えた閲覧室であり、一般開放しているせいもあってか結構込み合っているフロアだ。中には英字新聞などに難しい顔で向き合うつわものもいたが、私には縁遠い世界であるので、このフロアはスルーして二階を目指す。階段を上りきると、貸し出しカウンターの中で読書に勤しむ仏頂面の司書が来館者を一瞥で迎える。大した歓迎である。誰も定年間近と見受ける爺さんの笑顔など求めてはいないが、この態度は考えものだな……などと思いつつ進んでいくとカウンターのすぐ横に丸テーブルが用意されている。そこに、伏見さんはいるのだ。不思議なことにいつ行っても必ずいた。
別にこんな無愛想の司書の横にしか席がない訳ではない。三階には仕切りの着いた席が沢山用意されているし、雑誌などを閲覧するスペースには長期戦を乗り切るのには持って来いのソファも用意されている。にも関わらず、伏見さんはいつ来ても司書の横で静かにページを捲っていた。長く伸ばした髪を三つ編みに結っているが、これを子供っぽいと感じないのは何も図書館という空間のお陰ではなく、伏見さん自身、何処となく知的な印象を与える顔立ちをしていたからだろう。
(確かに特等席には違いない……)
何せ、あの無愛想な司書の真横といって良い席だ。好き好んで座る者などいない。私の知る限り、その席で本を読んでいたのは伏見さんだけであった。最初はただ、そんな彼女を横目に三階を目指していた私だが、ある日気付いたのだ。彼女が机に積んだ本が私の敬愛してやまない某推理作家の小説ばかりであることに。これを機に彼女への興味を一気に増した私は、ある日とうとう合い席を試みたのである。話の潤滑油にでもと思い手にした本は既に何度も読み返した愛読書の一冊であったが、白々しくページを捲りながらタイミングをみて声を掛けてみた。
「いつも、ここで本を読むんですね」
勿論、小声で話しかけたのだが、ゆっくりと顔を上げた彼女は口元に人差し指を当てて見せると、カウンターの方を見やった。つられて見てみると、そこには【館内私語厳禁】の張り紙されていた。要は話しかけるなと言うことだろう。
いつもの自分であれば、こんな肘鉄を食らわされるのにも似た態度を取られればすぐさま尻尾を巻くのが常であったのだが、何故かこの時ばかりは挑戦的であった。ミステリ研究会員の嗜みで、常に尻ポケットへねじ込んであるメモ帳を取り出すと、ボールペンを走らせて彼女に差し出す。
【マナー違反、失礼しました。筆談ならどうですか?】
それを見た彼女はしばしぼんやりとメモ帳を眺めていたが、
【面白い人ですね。ここまでしてきた人は私、初めてです】
自分の持っていた手提げ鞄から万年筆を取り出して、彼女はそう書き込んでくれた。並べて書かれると自分の字がいかに稚拙かを思い知らされた。それくらい、伏見さんの書く文字は流麗であった。だが、折角のレスポンスをここで途切れさせてしまうのは惜しい。私は恥を偲んで汚い字を書き連ねた。
【いつもお見かけするんで、つい話しかけてしまいました】
【私もいつも、お見かけしてましたよ。図書館、お好きなんですね】
【大学の喧騒に慣れなくて。折角ですから自己紹介させて下さい。八軒と言います】
【私も似たようなものです。でも、私は八軒さんより重症ですね……伏見です。よろしくお願いします】
こんなやり取りを何度か交わして、その日は図書館を後にした。
その日以降、私と彼女は頻繁に筆談を交わす仲となった。私としてもこの図書館に満たされた静寂を気に入って通っていたのだし、この独特のコミュニケーション手段は理にかなっていた。筆談と聞くと、ひどくテンポが悪いように聞こえるかもしれないが、お互い本を読むことを第一の目的としてこの場所に通っているのだから、気にはならなかった。本を読みながら自分のタイミングで返事を書いてメモ帳を差し出す。メモ帳に溜まっていった彼女との会話の履歴はもっぱら推理小説のことであり、プライベートな質問はあまりしなかった。私は水車町先輩と知り合ってから一度だけ、彼女を先輩が会長を勤めるサークルへ誘ってみたこともあるが、
【う~ん……サークルはちょっと。ご遠慮しときます。私にはその資格ないですし】
と、やんわり断れた。新進気鋭の弱小サークルへ入るのに資格もコネも要らないのだが、こちらとしても得がたい筆談仲間を失いたくはなかったので、それ以後はそうした話題は避けて通ったのだ。避けて通ってきたと言うくらいだから、実は少しは触れてみたい点が無くもなかったのだが……
「……で、その触れてみたい点というのはメールアドレスとか? もしくは好きな男性のタイプだったりするのかな? 八軒君よ」
近くに自販機があったので、私と先輩は道端に腰を下ろして一息入れることにした。傷心の後輩を気遣ってやろうなどと言って先輩は缶ジュースを投げてよこしてくれたが、その顔は明らかに楽しんでいる節がある。どうせ気遣うなら、もう少し足を伸ばしたところにあるステーキハウスでお願いしたかった。
「違いますよ。どうしてあの席にいつも座っていたのかなって……」
「そりゃあ、隣に司書がいるからだろ?」
「あんな爺さんを伏見さんが好きだっていうんですか?」
思わず声が裏返りそうになった私を見て、先輩は満足気に頷いた。本当に良い性格をしている。
「そんなに好きなら躊躇うんじゃないよ。少なくとも話を聞いた限りじゃ、図書館棟の姫君はお前を気に入ってると思うぞ」
「安い慰めなどいりませんよ……大体何ですか? その姫君って」
「いや、何となく。お前から聞いた伏見さんのイメージが姫君っぽかったからな。だとすれば、お前は差し詰め姫君に心奪われた騎士ってところかね」
「はいはい……」
根拠のない後押しから顔を背けるように、私は横を向いた。遠くで車道をキャンパスにして何人かの子供たちがチョークをアスファルトに走らせている。全く無邪気なものだ。私にもあんな時期があったんだ……恋の痛手が人を成長させるなぁ……などと、私が始まってすらいなかった恋を憂いていると、
「八軒よ。ミステリ愛好者は根拠のない話を嫌う。故に俺もまた、根拠のない話などは口にはせん」
「……じゃあ、説明してみて下さいよ」
投げやりな私に先輩は咳払いをして振り向かせると、新しい煙草に火を点けた。
「いいか? 大学の図書館と言ったって、全館きっちり管理されている訳じゃないんだから、話をするやつなんかいくらでもいるんだよ。だが、流石に図書司書の真横に座ってまで談笑しようってやつは少ないわな」
「そんなの当たり前ですよ」
だからこそ、伏見さんはあの席に座っていたのだろう。というか、そんなことくらいは私だって分かっている。だが先輩は口を尖らす私にかぶり振ると、
「いや、そうじゃない。彼女は私語を雑音として避けたんじゃない。コミュニケーションとしての私語を避けたかったんだ」
「それは、つまり……?」
「お前さ。伏見さんに筆談で話しかけたんだよな?」
「え、えぇ。私語厳禁ですから」
我ながら無難な選択であったと思う。だが先輩は、飲み干した空き缶に煙草の灰を落としながら笑う。
「そりゃまぁ、喋って駄目なら筆談しかないだろうが、普通はなかなか出てこない行動だぞ?」
「そうですか?」
言ってから、ふと思い出した。そう言えば伏見さんも言っていたか。ここまでしてきた人は初めてだと。思えば、あの時の伏見さんは呆気にとられながらも、どこか嬉しそうな顔をしていた……気がする。単に思い出が美化されている可能性は否めないが。
「その後もお前と筆談を交わしたところを考えれば、伏見さんにとっては嬉しい誤算だったのかもしれんな。人払いのつもりで座っていた席で友人が出来たんだ」
友人……という単語に、少しだけ肩を落とす自分に気付いておかしくなった。何だかんだ言っても確かに私は先輩の言うとおり、伏見さんを気に入っていたのだろう。でなきゃ、鞄を走って届けようとも思わなかったはずだ。だって、伏見さんはいつだって図書館棟で本を読んでいる。別にあの無愛想な司書に預けて明日教えてやれば済んだことなのだから。
「……やっぱり差し出がましいことはしなきゃ良かったです。もう会わせる顔がないですよ」
「そんなことはないだろうよ。彼女にとっては貴重な友人だと思うぜ」
「キャンパスには、自分よりもっとカッコいい男はいくらでもいますって」
「キャンパスにいくらいようが関係ないね。恐らく、彼女はウチの学生じゃないからな」
「え?」
「だってお前、いつ行っても本読んでるんだろ?」
いつ行っても……というのは少しオーバーかもしれないが、少なくとも私が図書館に行く時には必ずその姿を目撃していた。
「まさか伏見さんもお前に合わせて図書館に先回りしてる訳でもないだろうし、そうなるとずっと図書館にいると考えた方が無難だろうな。気持ちは分かるぜ? 俺だって本だけ読んでて卒業出来るんなら、図書館で暮らしたって良い。しかしさ、それは無理な相談だよな? 俺たちは単位を取らなきゃならないんだから」
先輩の言いたいことがようやく分かった。いつも図書館で本を読んでいる伏見さんは、どう考えても講義に出る暇はない。それに私は彼女に図書館以外で会ったことはない。加えて、図書館棟は一般にも開放されているのだ。
「彼女は一般の来館者だった……」
「多分な。だからサークルに入る資格がないんだろ?」
まぁ、別に部外者でも大歓迎だけどなと付け足す先輩の切り盛りする我々のサークルは慢性的な人手不足に悩まされている。来年までに進入部員が入らなければ、強制的にお引越しさせられる運命にある……いや、そんなことよりもだ。
「でも何で、図書館なんかに毎日?」
今はサークルの行く末よりもそっちの方が気になる。先輩に言われるまで気付かなかった私も私だが、毎日いるというのは確かに普通じゃない。
「さぁな。そこまでは推測も出来んが、暇なんじゃないか? ――喋れないんだろうし」
「喋れない? 伏見さんが?」
思わず訊き返してしまった。
だが、よく考えてみれば私は伏見さんの声を聞いたことがない。私は今まで、彼女がメモ帳に走らせるその文字を声の代わりに受け取っていたに過ぎなかった。そして先ほども、彼女は一言も声を出してはいない。
「彼女は初めてお前と筆談を交わした時に言ったんだろ? 私は八軒さんより重症ですね……って。俺は医者じゃないから詳しくは知らんが、世の中にはストレスや何かで喋れなくなる人もいるらしいからな」
だとすれば、あの図書館棟は伏見さんにとって癒しの場であったのか。部屋に塞ぎ込むのは良くない。かと言って、失っている言葉を求められるような危険に怯えていればかえって心に悪い。だから彼女は気難しそうな図書司書の横にわざわざ座って本を読んでいたのか。
「自分は、伏見さんのお役に立てたんでしょうかね……」
私も言葉こそ失いはしなかったが、それでも春から始まった新生活に心を曇らせていた。もしも図書館棟に伏見さんがいなかったら、もしも彼女との筆談という交流に巡り合えていなかったら、私は今のように大学生活を過ごせていただろうか? 甚だ疑問が残る。
「それは本人に直接聞いた方が早いんじゃないのか?」
よっこらせ、などと言いながら先輩は腰を上げる。つられて立ち上がる私に先輩は顎をしゃくって見せた。振り向くと、アスファルトのキャンパスに大作を描き終えた子供と……伏見さんの姿が。
「お前と喋るのに必要な道具を忘れたことに、お前にバッタリ会ってようやく気付いたんだろうな。ま、後はよろしくやってくれ八軒君」
新しい煙草を咥えながらニヤリと笑うと、ズボンの尻を払いながら先輩はさっさと歩いていってしまった。先輩の残した煙草の紫煙を背に、私は伏見さんが駆け寄ってくるのを見ていた。手には子供が使い終えたチョークが握られている。そして伏見さんは私の前で屈むとアスファルトにチョークを走らせた……
水車町先輩の推測は一つだけ外れていた。
伏見さんは一般の来館者ではなく、私と同じ新入生だったのだ。親元を離れてのキャンパスライフに慣れず声を失い、単位を取る意欲も失ってしまっていたのだ。
あの日、路上に伏見さんが書き記した言葉はもう消えてしまったけれど、そんなものはもう必要ないのかもしれない。彼女との筆談を記録していたメモ帳も、今は私の尻ポケットにねじ込まれっぱなしだ。
「こんばんは、伏見さん」
そして、図書館棟の姫君は今、サークル棟に顔を出している。数少ない、ミステリ研究会のメンバーの一員として。
「こんばんは、八軒さん」
声を取り戻した姫君が、揺れるように微笑んだ。
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年齢:
40
性別:
非公開
誕生日:
1984/06/25
職業:
契約社員
趣味:
コーヒー生豆を炒る
自己紹介:
24歳、独身。人形のゴジラと二人暮し。契約社員で素人作家。どうしてもっと人の心を動かすものを俺は書けないんだろう。いつも悩んでいる……ただの筋少ファン。
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